'98 演奏会鑑賞記  その1

 とあるアマチュア・オーケストラの演奏会を聞いた。
 これが、ちぃ〜っとも面白くない。
 一緒に行った、他のオケで演奏している連中は、オーボエが悪いだの、ホルンがダメだの、ティンパニーの叩き方は何だだの、あれこれ文句を並べ立てて、アンケート用紙にびっしり文句を書いちゃった人も居ましたね(^_^;。
 私は楽器をしませんから、細かいことはわからないけど、確かに巧い演奏ではなかいというのはわかった。
 でも、アマチュアだから、多少技術的に劣っても、少しくらいは大目に見るつもりはあるのだよ。

 でも、今回の演奏会は満足できなかった。

 私がアマチュアの演奏でもよろこんで聞きに行くのは、アマチュアならではの「演奏するのが愉しくてしょうがない!」と言う雰囲気が好きで、その愉しさを分けてもらいたくて聞きに行くのだ。
 もちろん、巧い演奏であるのに越したことはないのだが、愉しさがあれば、少々ホルンがひっくり返ろうと、クラリネットが落ちようと、満足して帰れるのだ。

 某オケの皆さん、演奏していて愉しくないの?
 多少なりとも金銭をいただいて演奏しているのだから、お客さんを少しは楽しませる演奏をして下さいよ。
 そのためには、自分たちも楽しむことが前提だと思うんだけど。

演奏会のデータは、割愛させていただきます。


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